子宮筋腫 手術

手術 入院4日目(術後2日)

投稿日:10/24/2019 更新日:

手術名は、『腹腔鏡下子宮筋腫核出』。

約5cm大のしょう膜下筋腫が1つ有り。

入院は手術前日から5泊6日。

入院1日目(手術前日)↓

手術 入院1日目

入院2日目(手術当日)↓

手術 入院2日目(手術当日)

手術 入院3日目(手術翌日)↓

手術 入院3日目(手術翌日)

もくじ [開く]

手術 入院4日目(術後2日)

朝食後、相部屋の方が声をかけてくれて、やっと挨拶を交した。どのタイミングで挨拶すれば良いのか分からなくて...と素直に伝えた。

彼女も同じく婦人科の患者さんで、子宮筋腫があり、私より1日前に子宮・卵管摘出手術を腹腔鏡で行なったという(子宮摘出を腹腔鏡で行うには個人差があり、普通分娩出産経験があると膣から子宮を取り出せるとか)。

彼女は50代で、生理が上がってもいい年齢なのに上がらず、毎月の月経量が2リットル(?!)で、トイレに行くと小便のように血がシャーって出てくるほどに。鉄注射を生理の度に打って、貧血防止をしていたそうです。筋腫の数もなんと10個!最終的に内膜に筋腫ができてしまい、それが悪さをしているから生理が上がるのを待つのではなく、全摘したという。

子供はもう望んでいないから子宮を取る、ついでに(?)卵管も摘出(子宮がん・卵巣がん防止)と選択。

彼女は3人の母親。今ではあり得ないが、最初の子が帝王切開、2,3人目は自然分娩。当時は帝王切開から3年あければ自然分娩をしても良かったとか。今では帝王切開したらその後は帝王切開で出産するしかないから羨ましい。1番上のお子さんはもう27歳だという。時代も変わっていくのだね、と話しながら。

彼女は帝王切開を経験しているから腹腔鏡手術なんて全然痛くないと言う(心の中で悲鳴が😵

ちなみに彼女は紹介されて今年4月に初めてこちらの病院に来て、6月に手術を決めて、唯一空いていた9月のその日にしたという。本当は会社をなるべく休まないで済むように、お盆前が良かったのだが、そこは埋まっていたみたい。

シングルマザーで、1週間仕事を休んだら復帰するという。お母さんって、ほんと強い!

手術を決めた6月からは、毎月女性ホルモンを止める注射を打ってて、その影響で更年期障害で汗がだーってすごい時期があったとか。

1日のほとんどずっと話てて、そのまま消灯時間(21時)に看護師さんが来ても話が盛り上がってたから「二人で相談して消灯してくださいね」って(笑)(病棟がカタカナの『コ』の字のようになっていて、同じ廊下内の部屋は全て空室で私達2人しかいなかったから(他の患者さんに迷惑がかからないから)そう言ってくれたのだと思います)。

23時近くになったし、もうそろそろ寝ようっかという感じで消灯した。

 

やっとシャワーもこの日から解禁。傷口には石鹸をつけないように気をつけて入れば、あとは通常通りでOKとのこと(入浴は禁止)。

手術から一度も外していなかったおへそのテープを外したらテープかぶれになって、真っ赤に。

入浴後よくよくお腹周りを見てみるとじんましんができているし、テープかぶれもあって痒い。

おへその穴を覗き込んでみたら少し黒く見えるけどそれ以外は手術前と変わらない。先生、すごい。もっと目立つものだと思っていたからびっくり。

入浴後は看護師さんの指導を受けながらおへその綿球の変えてテープで止める。これは出べそ防止だそう。

難しいことは何にもない。ただ綿球をおへそに入れてその上をテープで止めるだけ。この時傷口を押すのだから多少痛いが、出べそになるくらいなら我慢できる(笑)

さて、出てしまったじんましんに関しては、ちょうど日曜日で先生がいなかったので、軟膏を出してくれて痒いときに塗るようにと指示があった。

塗ったら治るかな、と思ったのだけど、夜寝ているときにまた痒くなっちゃってかいちゃったりした。

ちなみに、昨日からお腹にガスが溜まっている感じだと看護師さんに言ったらわりと普通のことみたい。他の方のブログを読んでもガスが溜まるみたいなので安心。1〜2日くらいでなくなるみたいです。

<入院4日目・完>

1日の治療

治療の1日の流れとしては以下でした。

6:00過ぎ    起床、体温・血圧・酸素量測定、痛み止め薬内服

※体温・血圧・酸素量測定は1日のうちに5~6回ほどしました。詳しい回数は忘れてしまいました。

※日曜日だったからか病院は閑散としており、先生の回診もなかった

※入浴解禁

※退院まで弾性ストッキングを履く

【痛みレベル:5/10】

手術後写真

術後2日目の入浴前に撮った写真。

写真左上のテープ:炭酸ガスを入れるための装置が刺さっていた痕(針の太さと聞いてます)

写真中央の大きなテープ:おへその傷(おそらく腹腔鏡による傷)

写真左下のテープ(パジャマのズボンに被っている箇所):ドレーンの傷痕(2針縫った箇所)

写真中央下(パジャマのズボンに被っている箇所):(おそらく腹腔鏡による傷)

写真右下(パジャマのズボンに被っている箇所):(おそらく腹腔鏡による傷)

1日の感想

大部屋にして楽しい方と相部屋できて、想像していた入院生活よりも女子旅行的な感じで楽しかった。お酒が飲めないのだけが残念(笑)大部屋にして良かった!バックパーカー・一人旅が好きでホステルに泊まるのも楽しめちゃうタイプだからかもしれないけど、大部屋にして正解だった。なんだかかんだけっこうずっと話てて、おかげで退屈な入院生活が楽しく過ごせた。

テープによるかぶれとじんましんは痒くて、痒くて仕方ないけど肌が弱いことを思い出した(元々肌が弱いけど、長年の間に自分に何が合う、合わないと分かっていたので最近はかぶれの症状が出てなくすっかり忘れてました(笑))。

 

私の入院した病院の方針の内容もあるかと思います。一つの体験記として参考にしていただけたらと思います。

※記事内の術式、先生の言葉はあくまで個人の体験談によるものです。信頼できる内容を調査したうえで、自分が正しいと思う情報をお届けしていくよう努めております。

 

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