婦人科健診に行ってますか?
婦人科って、どんな頻度で行くもの?
何歳から婦人科に行くの?
何をきっかけに婦人科に行くの?
これまで女友達ともほとんどこんな話なんてしたことなかったし、聞いたことなかった。
姉妹がいなく、19歳の頃から実家を離れた私にとっては、そういう女性特有の話をするとしたら母親というよりも女友達の方が多かった。
それでも「今、生理中〜」とか、「今回の生理が重い〜」とは友人・同僚と話したりするものの、「婦人科について」はこれまでほとんど話したことがなかった。
強いて話したというなら、「膀胱炎になった」とか「性病になった」から婦人科に行った、くらいかな。
婦人科に行く=妊娠か性病 のイメージ。
会社勤めしていた時は、健康診断があった。と言っても、婦人科健診があったのは30歳以降で、20代の頃はなかった気がする。そして健康診断の婦人科検診って言っても、子宮頸がん検診と乳房検診だけだった。
そもそも20代後半の4年半は海外に住んでいたので、日本のように健康診断なんてなかった。
30歳で日本に帰ってきた時に、区の子宮頸がん検診のハガキが届いたから婦人科に行った。そしてその時には、子宮頸がん検診しかせず、他の検診が存在することすら知らなかった。
私が、こういうことにうといだけかもしれない。それともこれが多くの日本人女性の普通なのだろうか。
ここでなぜ日本人女性という表現を使うかというと、外国人の友人の多くは婦人科へ定期検診に行っているからである。
日本に住むアメリカ人の友人は、自費で高いけど毎年婦人科検診・性病検診に行っていると言う。
メキシコで知り合った友人も、毎年婦人科検診に行くのは当たり前だと言う(余談だが、メキシコで入籍する際に血液検査の性病検査結果を提出する必要がある。これは、結婚後に性病発覚し離婚すると言う事態を避ける為らしい)。
ドイツに住んでいた頃は、特に友人に婦人科に行っているかなどと聞いたことなかったが、ピルを飲んでいる人がけっこうな割合で多かった(ドイツの学生は無料もしくは低額でピルが処方される)。ピルを処方されるには婦人科に検診に行かなければならない。
一方日本の友人のほとんどが婦人科に行くのは、妊娠した時か性病くらいだと言う。
実際の私も今年2月(当時35歳)までに婦人科に行った回数は、たった2回だった。
初めてが25歳の時に、毛嚢炎(おできのようなもの)ができてしまい、原因は下着が擦れてしまっているからだろうと言われた。その時は婦人科側から特に検診を受けたことがあるかと聞かれることも、検診を受けるように勧められることもなかった。
2回目が先にも書いたが、30歳の時に区の子宮頸がん健診のハガキが届いたから婦人科に行った。その時も1回目同様に、婦人科側から特に検診を受けたことがあるかと聞かれることも、検診を受けるように勧められることもなかった。
婦人科の主な病気
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 子宮腺筋症
- 子宮頸がん
- 子宮体がん
- 卵巣がん
- 卵巣腫瘍
- 月経前症候群(PMS)
- 更年期障害
などがある。
こんなにもあるのに定期的に検診に行くという概念が全くなかった。
例えば、歯医者は幼少期から定期検診に行くか、歯が痛くなれば行っていた。
でも婦人科に関しては、行ったことがなかった。もっと言ってしまえば、子宮頸がん検診をしておけば十分だと思っていた。しかしながら、子宮頸がん検診では、名前の通り子宮頸がんの検診でしかないので、子宮筋腫や子宮内膜症など他の婦人科系の病気は発覚されない。別途、超音波検査等をする必要があるのだ。
女性ながら、どうしてこんな大事なことを知らなかったのだろうか...。
今さら後悔してももう遅い。
だからこそより多くの女性にしてもらいたい。
子宮頸がん検診等、健康診断の検診だけでなく、定期的に婦人科検診を(超音波検査等)受けた方が良いということ。
そして、自費で1~2万円かかってしまうが、その価値はあるということ。
例えば、毎年誕生月に自分への誕生日に検診を受けてはどうだろうか。
世界に一人しかいない自分を大事にしよう。