手術名は、『腹腔鏡下子宮筋腫核出』。
約5cm大のしょう膜下筋腫が1つ有り。
入院は手術前日から5泊6日。
入院1日目(手術前日)↓
入院2日目(手術当日)
手術日当日は6時に起こされ、体温・血圧・酸素量測定し、昨日から排便があったかの聴取確認。
※この時点で便が出ていなかった場合は、浣腸をするそうです。
6時半から点滴開始なのでその前に軽くシャワーを浴び、手術着に着替えて待機。上はブラ等下着はなし、パンツは自前にナプキン(生理3日目)。この時点で手術に行く時の格好になりました。
10時に最後の飲水して、ここからは翌朝まで一切飲水禁止。
11時前には親が病室に来てくれた。手術予定時刻(12時)の30分前から弾性ストッキング履いて肺血栓
その日予定されている手術の2/3番目だったので、前の患者さんが長引いていたのか、予定時刻になっても呼ばれない。30分ほど遅れで呼ばれて、母親の付添いで手術室まで歩いていき、母親とはそこでバイバイ。
手術室に入ると、手術台があったのでそこに仰向けで横になり、掛け物をかけてくれ、着ていた手術着を脱がしてくれて、血圧計の測定、・心電図モニターを装着。
口に軽くマスクを当てられ、流れてくる酸素を普通に呼吸するようにと指示され、それと合わせて点滴のところから薬を入れるので少し痛いかもと言われた瞬間、「痛っっ」と言ってから記憶はない。
次に起きた時には、個室の部屋に横たわっていて、母親が覗き込んで「Romyちゃん、起きた?」と声かけられた。目を開けるとまだ白くモヤっとしていて、頭もぼーっとする。どこかで携帯が「ブー」って受信している音がするけどそれを探す気力もない。
メキシコにいる夫にも連絡する気力もなくまた眠るような、意識朦朧とした状態が続いた。
足には血栓予防のフットポンプ、尿道にはおしっこの尿管、お腹にはドレーン(溜まった血液を外に出す管)が入っている。心電図モニターもついたまま、そしてT字帯をいつの間にか履いている。
※当初は手術室で目覚め、その時点ではまだ口に管が入った状態で目覚め、その管を抜くと説明を受けていたが、目覚めた時には口に管が入ってなくて良かった。これ以上身体が管だらけだったらなんだか怖いもん(もしくは、手術室で一回目覚めたが、その記憶がないだけ?かは不明)。
手術は3時間くらいだったのかな、と思う。そこの記憶はない。
※後日手術時間は69分だったと知りました(全身麻酔等の前準備時間は含まず)。
目覚めてしばらくすると、手・足先が寒くて電気毛布を入れてもらった。
意識が戻ったので、親にはもう大丈夫だからと帰ってもらったが、やたらと携帯が重たく感じ、夫にメッセージを書く気力はなかったのでボイスメッセージを送って、また眠りにつきました。
夜8時くらいにやっと携帯を持ち上げれたので夫と家族LINEに無事に終わったよ、と写真を送った。
そこから少しNetflixを見ながら、10時から見たいドラマがあったから頑張ったものの、睡魔に襲われて結局寝ることに。
とは言え、寝返りが打てず、ずっと仰向けの体勢が辛く、フットポンプの音が気になる、看護師さんの1時間置き(?)くらいのチェックに目覚める。体勢が辛いだろうと寄りかかる用のクッションを看護師さんが持ってきてくれたけど体勢が定まらない、お腹の違和感(痛み)に寝たり、起きたりの繰り返し。更に空調(エアコン)も付いているから喉が渇く。
<入院2日目・完>
1日の治療
治療・手術の1日の流れとしては以下でした。
6:00頃 起床、体温・血圧・酸素量測定
6:30頃 点滴開始
10:00頃 最後の飲水
11:30頃 弾性ストッキングを履く
12:30頃 全身麻酔・手術
15:30頃 病室に戻り、安静に
※この日は1日禁食。
※手術予定時刻1時間前までに家族の方の来院、手術中の待機が必須。
※体温・血圧・酸素量測定は1日のうちに5~6回ほどしました。詳しい回数は忘れてしまいました。
※手術日当日は当然だが、マニキュア・メイク一切禁止。髪の毛を結ぶ時は耳下で2つに結ぶ
【痛みレベル:8~9/10】
肺血栓 塞栓症(エコノミー症候群)とは
手術前検診の時にも肺血栓
手術日〜退院までは、弾性ストッキングを履くこと、手術後〜翌朝歩くまではフットポンプを使用して予防してました。また、手術翌日以降はなるべく歩くように促されました。
1日の感想
手術前日からぐっすり眠れて、手術も全く緊張なく臨めたのは、主治医の先生、看護師さんの献身的な看護のおかげだと思う。初めての全身麻酔でこんなにも意識がもうろうすることにびっくりしたが、幻覚症状等が出なくて良かった(私の父親は全身麻酔で幻覚症状が出てしまったみたいで、少しその点は心配してました)。
手術自体は全く記憶にないので、手術中の痛みは全くなかったし、術後も睡魔の方が強かった。辛かったのは、術後の夜中の長時間同じ体勢でいる痛み、お腹(傷口?)の違和感というか痛み、そしてフットポンプがうるさい...。
手術が無事成功してくれて何より。そして、手術をしてくださった先生、看護師さんたち、往復6時間離れている病院に来てくれた両親、支えてくれた夫、家族や親族、義家族、友人。全ての人々に感謝でいっぱい。
私の入院した病院の方針の内容もあるかと思います。一つの体験記として参考にしていただけたらと思います。
※記事内の術式、先生の言葉はあくまで個人の体験談によるものです。信頼できる内容を調査したうえで、自分が正しいと思う情報をお届けしていくよう努めております。