メキシコに入出国する際、外国人は必ずForma Migratoria Múltiple (FMM)(メキシコ入出国カード)(※以後FMMと表記)を提出しなければなりません。
FMMの上の部分が入国時に切り取られ、下の部分は出国時必ず出国ゲートで提出しなければなりません。紛失してしまった場合は罰金($558(約¥3,124(1MXP=5.6JPY))になります。(2019年12月現在)
しかし、ビザを申請すると、このFMMは取られてしまい、メキシコ国外を出ることができなくなってしまいます。
そして、ビザが発行されるのにどのくらいの期間がかかるかは不明です。私の場合、INMに5週間前ほどで出来上がると言われて、実際には約7週間かかりました。
しかしながら、その期間中に出張や旅行などメキシコ国外に出なければならない時がある人もいます。そんな時には ”Permiso para salir y regresar a México"(メキシコ出国入国許可)を申請することができます。そしてその手続きは、書類さえ整っていれば当日に発行されます。
”Permiso para salir y regresar a México"(メキシコ出国入国許可)発行手順
手順は以下の通りです。
- INMに行き、必要書類確認 → 出国許可手数料振込用紙を渡される
- 手数料の銀行振込、必要書類・写真(ビザと同じものを使用してOK)を準備する
- INMに必要書類と振込証明書を提出
- 許可書が発行される
<完>
メキシコ出国許可申請時に提出する書類
- ビザ申請に進捗状況(ログイン後の画面を印刷)
- NUTの控え(登録時にもらった控え)
- 出国許可申請手数料($424)支払い証明書
- 証明写真(サイズ:2.5×3cm・正面1枚)
- 申請書(Fomato申請書を入力し印刷)
- 出国許可を要求するレター(*1)
出国許可を要求するレター(*1)
『出国許可を要求するレター』の内容は以下の通りです↓
WORDで作成し、印刷したものにサインし、INMに提出します。
通常はその日中に出国許可が発行されますが、念の為1週間ほど余裕を持って申請することをおすすめします。
ビザ申請にも、発行にも高い手数料を払い、それが間に合わないのにさらに出国許可手数料が発生するというにはなんだか腑に落ちないが、なんでも手数料っていうのが、メキシコらしい。
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