婦人科

メキシコの婦人科へ行く 子宮筋腫発覚

投稿日:10/31/2019 更新日:

一見普通の家のように見えるメキシコの婦人科

 

メキシコに渡って3週間後の今年(2019年)2月、現地の婦人科に医者の友人に通訳として付き添ってもらい行った。

前回書いたようにこれまで婦人科に行った回数は、たった2回。

婦人科に行ってますか?

 

そもそも日本でも婦人科に行っていなかった私が、なぜメキシコに来てすぐに婦人科へ行ったのかというと、別に妊娠でもないし、性病でも、痛みや違和感を感じたわけでもなんでもない。

年齢(当時35歳)も年齢だし、再婚なので早期に妊娠を希望していることもあり、医者の友人(メキシコ人)に日本で言うブライダルチェック(?)をすること勧められ、チェックアップに行ったのだ。

チェックアップとはいえ、なんのビタミンや栄養が足りてないとか、どんなエクササイズ(運動)をした方がいいとかのアドバイスをもらう為だと言われていた。

 

友人に勧めてもらった婦人科に予約の電話を入れたら2ヶ月後まで予約がいっぱいだと言う。キャンセルがあったら連絡が欲しいと伝えた。すると1週間後に予約に空きが出たと電話がかかってきた。

その婦人科は家から歩いて2分のところにあり、通いやすいうえ、女医さんでなんとなく安心すると思っていたので予約が取れて良かった。

メキシコの婦人科へ行く

初めて行くメキシコのお医者さん。友人とは現地待ち合わせした。入ったら小さな受付兼待合室があり、友人はもう着いていた。ちょうど前の人が出てきて、わりとすぐに呼ばれた。

とりあえず、ドクターラ(女医)、めっちゃ化粧濃い(笑)

日本と違って問診票を書くのではなく、ドクターラが口頭で質問してきた。

名前、生年月日はもちろん、

生理が始まった年は?

これまでに性行為を持った人数は?(内心そこまで聞くの?!と思った)

生理痛はあるか?

生理不順か? などなど

回答をパソコンに入力終えると、次は内診室に移った。トイレに通され、下着(パンツ)を脱いで、青いガウンに着替えるように言われた。

内診台に座ると人生で初めてのエコー(超音波)検査をした。

ドクターラの顔が曇る。友人の顔も曇る。何か話しているけど全く分からない。

 

右側に大きな子宮筋腫(直径 4.1×4.4cm)が発覚されたのである。

この大きさだともう数年前からあったはずだが、最後に婦人科検診したのはいつかと聞かれて、2年半前に子宮頸がんの検査をしたのが最後だと告げた。

しかしながら子宮頸がんの検査では、子宮筋腫があったとしても発見されない。そんなことは知るすべもなかった。

 

恥ずかしながら、「子宮筋腫?」という感じで知識ゼロ。そもそも日本語の「子宮筋腫」が分からないのだから、英語で"myoma"と言われても何か分からなかった。

子宮筋腫...?子宮に筋腫?それってどう影響あるの?悪性なの?良性なの?なんのことか、さっぱり分からない。

ドクターラからは、テニスボール大の子宮筋腫があるからこのままの妊娠は無理と言われるだけ。治療か手術が必要だと。

治療方針は二択

① Esmya(ピル)を1日1回4ヶ月間のピル治療

Esmya1箱(4000ペソ=約22,400円(1MXP=5.6JPY))×4ヶ月摂取。

経過を診て、筋腫が小さくなれば6ヶ月後〜妊娠可能。但し、Esmyaで筋腫はなくなるのではなく、小さくする治療方法であり、必ずしも小さくなるとは限らない。また、その後の妊娠によるホルモン分泌で筋腫がまた大きくなる可能性大。

② 手術(開腹術)にて筋腫核出

プライベート保険無: 35,000ペソ(約196,000円(1MXP=5.6JPY))、即可能。IMSS(メキシコの国民健康保険):手術費無料、だが手術まで2〜4ヶ月待ち。

核出しても再発の可能性はある。術後6ヶ月〜1年後に妊娠可。

 

ピル治療をするなら処方箋を書いておくからそれで薬を買って、4ヶ月後に来るようににと(けっこう適当?!)。

手術する場合は、いくつかの検査をラボでして、その結果に持ってくるようにと。

※日本と違い、メキシコは血液検査など各種検査は検査機関(ラボ)でやって、その検査結果を医師に持っていく。

子宮筋腫の原因(メキシコドクターラの私見)

  • 原因として考えられるのは第一に大豆の摂取しすぎ、日本人はなんでも大豆でしょ、って言われた(確かに醤油も味噌も大豆摂だけど摂取し過ぎ?!大豆って体にいいんじゃないの?!)。
  • その次に遺伝。家族に子宮筋腫の人がいたか確認してみてと。

大豆ですって?!ちょっと差別的な。

遺伝と言われてしまうと、もう何も言えない。とりあえず帰ってから両親に確認するしかない。

 

 

もうハテナ...??だらけの頭に日本語で聞いても分からないような専門用語などに言葉を失い、とりあえずお会計して(700ペソ=約4千円)、処方された葉酸と潰瘍の薬を薬局で買って帰った(その時に軽い潰瘍にもなっていると診断された)。

 

付き添ってくれた医者の友人が、彼女の家でもっと詳しくドクターラの言ったことの説明をしてくれるとのことなので彼女の家にお邪魔して説明受けるが、分からない。

 

病気になって辛い思いをするくらいならと、3,4年くらい前から多少高くてもオーガニック野菜中心の食生活をし、食べるものだけでなく、肌につけるものも(コスメ・石鹸・洗剤等)気をつけて、ホットヨガにも週4,5回通っている、ちょー健康体のこの私が、子宮筋腫(病気)になるなんて?!と信じられない気持ちでいっぱい(とは言え、飲酒と数年前までは喫煙者ではありました...💦)。

 

混乱のあまり、親にLINE電話して、間違って子宮頸がんになっちゃったと報告してしまうし、彼の前でも涙を流してしまった。

 

メキシコに来て3週間、結婚式を1週間前にして、どん底に落とされた。

 

 

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