前回からの続きになります↓
約5cm大のしょう膜下筋腫が1つ有り、『腹腔鏡下子宮筋腫核出手術』をする手術前検査について。
検査・予約内容は、
- MRI撮影検査
- 子宮頚がん検査(子宮内膜組織採取)
- 主治医のお話
- 看護師による入院の説明
- 麻酔科の先生のお話
MRI撮影検査
朝一の予約でMRI撮影検査でした。
病院側から注意事項:
- 化粧なし(ノーメーク)
- アクセサリー禁止
- MRI撮影の30分前からお小水を貯めておく
それだけでした。朝食もコーヒーや飲料も可。
さて、一つだけ気になる点のが...タトュー。
よく「タトゥーを入れるとMRI検査を受けられない」とか聞くけれどその心配なかったです。
事前にMRI予約時に看護師さんから「タトューがあっても問題ありません、稀に火傷みたくなることはありますが、心配ないでしょう」と。
MRIとタトゥー
MRI=MagneticResonanceImaging(磁気共鳴画像診断装置)とは、人の体などの内部の構造を映し出す検査機器。MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査する。レントゲンと異なるのは、放射線ではなく磁場と電波を使って画像を得るため、検査を受ける人の体への負担が少ない。
タトューが火傷の原因になると言われているのは、刺青の顔料(インク)に酸化鉄などの成分が入っているとMRIの強力な磁場と電波(高周波)に反応して熱を持ってしまうため。
だが、顔料(インク)によっては酸化鉄などのMRI反応してしまう成分は入っていないものもある。例えば、一般的にブラック(黒)インクは主にカーボンブラックでできている(天然無機顔料由来のインク)。ちなみに赤や黄色のインクには酸化鉄などが含まれている物が多いようです。
また、化粧禁止なのも化粧品の多くには、MRI反応してしまう成分が含まれているからです。
さて、話は戻して、初めてのMRI。
受付を済ませると、指定の病衣に着替えるように言われ、ロッカー室を案内された。
着替えて検査室に入るとすぐにどの音楽が良いか、と音楽の一覧表を渡された。どうやらMRIは大きな音なので、撮影中はヘッドフォンで音楽を聞いて過ごすのだと。
ドリカムを選んで、ベッドのようになっているMRIの機器に横になった。体の上になにやら重たい物を乗せられた。手にボタンを握らされ、気分が悪くなったり、何かあったらそれを押すようにと言われた。
「では、これから始まります」とヘッドフォン越しから。
選んだドリカムのアルバムが流れてきた。
機械からは「ガタガタ」、「ゴンゴン」などと大きな音が聞こえてくる。
撮影を始めてしばらくして、指に違和感を感じる。磁気が結婚指輪に反応をしていることに気づいた...。急いでボタンを押した。すぐに機械がが止まり、技師が来てくれた。結婚指輪を外し忘れた旨を説明し、指輪を預かってもらい、再開した。
それから30~40分くらいしてやっと終わった。意外にも長かった。腰が痛いか、立ち上がれるか、と心配されたが、問題なく立ち上げれた。
手術前説明
主治医の先生が子宮頚がん検査をしてくれて、その後手術前説明を受けた。
撮影したMRIよると前回の診断同様、約5cm大のしょう膜下筋腫が1つあるという。
通常症状がない場合は手術をしないことが多いが、子宮筋腫は不妊の原因になりうる、将来的に更に大きく成長して、手術で取りざる負えないことになる可能性があることから、一概に今の段階で手術することは間違えではないと説明してくれた。
その後入院にあたっての説明を看護師さんからあり、おおよその手術の流れ、持ち物などをしおりを使って説明してくれた。
最後は麻酔科の先生の問診と全身麻酔についての説明を受けた。
診療請求額
検査はMRI撮影検査と子宮頚がん検査のみ。再診料も含めてこの日の請求額は8,080円でした。
MRIは一万円越えなのかと思っていたので一安心。
いよいよ次回の来院は手術日前日の入院↓
私の治療を受けた病院の方針の内容もあるかと思います。一つの体験記として参考にしていただけたらと思います。
※記事内の術式、先生の言葉はあくまで個人の体験談によるものです。信頼できる内容を調査したうえで、自分が正しいと思う情報をお届けしていくよう努めております。