結婚式やビザ、国民保険手続き等の忙しさに紛て、子宮筋腫どころじゃなかった。
子宮筋腫と診断されてから2週間後、やっと色々と落ち着いてきた。手術をすることに気持ちが固まっていた私は、彼に義両親に話した方がいいと言われた。
ひとまず義母に話したら、思いも寄らぬことを言われた。
※義母も国際結婚なので英語話せて2人でけっこう会話してます。
「セカンドオピニオンは聞いてみたくないか」っと。
義母が義弟(夫の弟)を出産する際、義弟は産まれたらすぐに肺に水が溜まってしまう危険な状況で2人の医師に出産を拒否され、出産日になっても婦人科医を探し回ったという。ドクターソルテロという婦人科医が唯一出産を受け入れてくれ、出産後すぐに義弟の肺に溜まってしまった水を出して彼の命を救ってくれたという。
義妹も2人目を出産した際はドクターソルテロにお世話になったという(1人目はオーストリアで出産)。
義母は良かったらそのドクターにセカンドオピニオンを聞いてみないか、と提案してくれた。
セカンドオピニオンという考えがなかったので、ぜひ聞いてみたいと思った。義母が直接ドクターに連絡してくれて翌日時間を作ってくれることになった。
セカンドオピニオンを聞く
翌日、義母の付き添いで婦人科医:ドクターソルテロの病院に行った。どうやらドクターソルテロは婦人科医だが、プライベートホスピタル(病院)を経営しているようだ。
急な予約だったので手術と手術の合間に時間を作ってくれた。手術が長引いているようで、軽く2時間待たされた。
遂に呼ばれて、診察室に入ると、中年のおじさんドクター。それもそのはず。27年前に義弟の命を救ってくれたベテランドクターなのだ。
それ以来ドクターと義母は交友関係があるので先ずは軽く世間話(これはメキシコあるある。世間話が始まるとなかなか終わらないこともあります...💦)
やっと義母が事情をドクターに説明してくれてから、内診室に入った。
履いていたデニムをちょっと下げてジェルを塗って、エコーで診察してもらった。
若干2週間前のサイズとは異なるが、「大きい」と呼ばれる筋腫の大きさであることには変わりないようだ。
治療方針は二択
① 手術にて筋腫核出
Private 保険: ?ペソ、即可能。
術後2年後に妊娠可
② 先に妊娠・出産し、その後筋腫核出手術
その場合の出産は帝王切開のみ。流産・早産のリスクはあるが、先に出産した方が、核出手術をして2年待つよりは年齢的にも良いだろうと、ドクターも言う。
その場合の治療方針: まずは自然妊娠が可能かどうかの血液検査および子宮卵管造影検査の実施してみる。
ドクターが違うと治療方針も異なると実感した。
なんと妊娠・出産の可能性があるんではないか!セカンドオピニオンを聞きにきて良かった。そしてもちろん2つ目の治療方針で行くとその場で決めた。
次の生理が始まった3日目に、ラボ(検査機関)に行って、血液検査と子宮卵管造影検査をしてくるように指示書を書いてくれた。
1人目の婦人科医よりも希望を与えてくれる治療方針で救われた。
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