前回の続きになります↓
6月半ば、日本人医師に紹介頂いた総合病院Torre Medica San Javierの婦人科に受診する為、朝早くに夫と家を出た。グアダラハラはメキシコシティよりは近いとはいえ、田舎町に住んでいるので車で3時間の道のり。
オーストリアの血が強い夫は、いつも時間には厳しく、早く着いていたい人。案の定、予約の2時間半前に着いた...。早く着いたので私の好きな穀物が売っているお店でライ麦粉やなんやのパンや製菓材料を買いに行ったりした(住んでいる街は田舎過ぎて何もないからたまにグアダラハラに買い物に行ってます)。
メキシコ3人目のドクターに受診
予約時間の少し前に病院に着くと、日本人医師Imoto先生とアシスタントの方が迎えてくれた。私の義父と同じく、メキシコ人の妻を持つ先生もメキシコに来て30年以上だそうです(義父もメキシコ来て33年くらいです)。
待つこともなく、メキシコに来て3人目の婦人科ドクターに対面。優しい笑顔のドクターにご挨拶。これまで何人もの駐在員さん妻等の日本人も診てきたとという婦人科医。
これまでの私の事情を話し、検査結果も合わせて確認してもらった。しばらく話してから内診室へ。ここでも服を脱いでガウンに着替えるように言われた。
ガウンに着替えてから内診台に上がり、経膣エコー検査。
これまでのドクターは、おなかの上からする経腹エコー検査だったので、初めての経膣エコー。少し違和感を感じるけど痛くはなかった。
内診が終わり、着替えてからドクターのオフィスに戻った。ドクターが「つたない英語だけど、頑張って英語で説明するね」、と行って絵本(医療用の絵本)を使いながら、そもそもの子宮のしくみから丁寧にゆっくりと説明してくれた。
やはり約5cm大の子宮筋腫が1つあると。
また、子宮内膜症は見受けられないので2人目のドクターから処方されたVisannette(ディナゲスト錠)は摂取する必要はないとのこと。
そして、これまで一番気になっていた、筋腫の位置を確認した。
そう、実は...これまで他の2人のドクターには、右側に約5cm大の筋腫があると診断されていたものの、どこに筋腫があるのか説明されておらず、手術して核出しなければならないとしか言われてませんでした...。
子宮筋腫についての知識がなかった私は、これまでのドクターに肝心な子宮筋腫ができてしまっている位置を確認することができてなかったのです。子宮筋腫について調べるにつれて、筋腫ができてしまっている位置によっては、すぐに手術要さないと知ったのです。
私の子宮筋腫は『しょう膜下子宮筋腫』との診断でした。
治療法
治療法は手術が必要だと診断された。
そして希望すれば、スケジュールが空いているから今週末か来週なら手術可能、再来週からは出張でメキシコを離れているからそれ以降だと、7月中旬になると。
手術は、2通りある。
4つの穴を開けて行われる腹腔鏡手術か、カットを入れた開腹手術のどちらか。また、ここの病院で手術すると高いから勤めているもう1つの病院で手術ができるように手配してくれると言う。
腹腔鏡手術:プライベート保険無:80,000~90,000ペソ(約448,000~504,000円(1MXP=5.6JPY))
開腹手術:プライベート保険無:50,000~60,000ペソ(約280,000~336,000円(1MXP=5.6JPY))
開腹手術の方が金銭的にもビジュアル的にもおすすめ、開腹手術と言っても、パンティラインの下に横にカットだからビキニを着た時にも目立たないとのこと。
いきなり今週末に手術するとは考えられなかったので、少し考えたいと伝えた。
手術すると場合、事前にラボでやってくる検査の処方を書いてくれた。
婦人科のお会計して(900ペソ=約5千円)、Imoto先生に付き添い費をお支払いして病院を後にした。
帰り道
結局日本語での診断ではなく、ドクターが頑張って英語を使った説明だったので夫も分かり、二人して分かりやすい説明に感心した。
これまで受信した2人のドクターは英語は一切使わず、スペイン語だけでの説明に加えて、説明も雑に思えた。夫とこれまでのドクターよりもずっと今回のドクターの方が信頼できるねと同意し、手術をするならこのドクターにお願いしたいと思った。